舌のお話です❣️/北千住の歯医者さんのお話です。

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舌のお話です❣️/北千住の歯医者さんのお話です。

2016年10月5日

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みなさんのお口にもある舌。風邪をひいてお医者さんに一度は“あっかんべー”したりしたことがあると思います。今回はお口の真ん中にあってあらゆるところに自在に動かせる舌についてお話しします。

 

舌の働き

舌と言っても呼び名が場所によって違います。一番先の部分を舌尖、前のほうの3分の2は舌体、そして後ろの根元の部分を舌根といいます。舌は1.食べ物の味を感じること2.食べ物を食べ、嚙み砕き、それを飲み込んだりするときの補助の役目そして3.話をするときに、正確な発音をするなどの働きがあります。

味覚の仕組み

どうやって舌は、味を感じることができるのでしょうか?

私たちのふだん感じている味覚とは、大きく分けて塩味、酸味、甘味、苦味、(旨味)の5種類があります。そして、私たちの口の中の粘膜の表面には、味蕾という、これらの味を感じる細胞があり、舌の表面にとくに多く集まっています。そして舌の味蕾の中の味細胞が、水に溶けた味のある物質の情報を受け取り、それが味覚神経を通じて脳に伝えられ、“味”として認識されるのです。私たちの舌では、旨味をのぞいた4種類の味を、それぞれ感じる場所が異っています。つまり、甘味は舌尖部、苦味ち舌根部、酸味は舌の縁の部分、塩味は舌の表面の前方部で感じます。このように、舌は、食べ物や飲み物の味を分析するセンサーの役割を果たしているのです。

舌の運動

生まれて間もなくの頃から、おっぱいをしゃぶったり、母乳を吸うとき以来、私たちの食事の際に舌は休みなく動いています。食べ物を、噛む側に押しやったり、のどの奥に運んでは飲み込むきっかけを作ったりしますね。これらは舌が筋肉の固まりで、その形態を思うように変形できるからです。また、発音するときにも、舌は無くてはならない存在です。英会話はもちろん日本語でさえも舌が無くては話せません。このように舌は私たちの日常生活においてとても大切なパートナーなのです。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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