歯が折れたり抜けてしまった⁉️/北千住の歯医者さんのお話

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歯が折れたり抜けてしまった⁉️/北千住の歯医者さんのお話

2016年11月2日

 階段やちょっとした段差につまずいて転んでしまいその拍子や、スポーツなどで歯をぶつけてしまい折れたり抜け落ちてしまったりすることがあります。これをそれぞれ歯の破折、脱臼と言います。

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歯の破折について

私たちが鏡を見て見えている歯は実は一部であって、歯肉の中の歯槽骨という骨の中に歯の根に当たる部分(歯根)が潜っています。歯のおよそ2/3は歯根ですから大部分潜っています。歯根と歯槽骨の間には歯根膜繊維が存在しています。歯根膜には神経や血管が通っていて歯に加わった衝撃やさまざまなな情報を脳に送ったり、衝撃をクッションのように和らげたりしています。この歯根膜も強くぶつけたりするとクッションの役目ができなくなってしまいます。その結果、歯の一部が欠けたり途中で折れたりするのです。これが歯の破折した状態です。歯がしみたりグラグラしたりするようになります。その場合歯の神経治療をしたり、コンポジットレジンや金属で補ったりします。場合によっては、歯の一部または全部を抜かなければならないこともあります。

 

子供に多い歯の脱臼

学校やその他で転んだり、出会い頭に生徒どうしがぶつかったりして歯に大きな衝撃が与えられると歯が歯根もろとも抜けてしまうことがあります。歯根膜繊維が全部切れてしまい骨から外れてしまった状態なのです。これを歯の脱臼と言います。お子さんのような若い永久歯は、まだ歯根が完成されていないために起こりやすのです。外傷を受けた場合、歯根膜繊維の細胞が生きていれば、元のあったところに戻すことで 歯がくっついてくれることがあります。そのとき大切なことは、抜けた歯を出来るだけ早く軽く水などで洗ってから生理食塩液や歯の保存液、牛乳の中或いは 自分の口の中に入れ歯医者さんに歯科医院などに持ってきてくれれば、うまく元の場所に戻る場合があります。外傷には後遺症もありますので、一刻も早く歯科医師の診察を受けて下さい。北千住の佐野歯科医院ではスポーツマウスガードをはじめとする予防装置を推奨しています。

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個別相談

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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