知覚過敏のお話です。/北千住の歯医者さんのお話

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知覚過敏のお話です。/北千住の歯医者さんのお話

2016年11月16日

みなさんは冷たいものや甘いもの、あるいはスッパイものを食べた時に歯がつーんとしたり、歯みがきをして歯ブラシの毛先が歯に当たった時にピリピリした感じにおそわれたというような経験をされたことはありませんか?そしてそれは持続的ではなく、刺激がなくなると、すぐに消えてしまうようなものだったとしたら。。。

もしかしたらそれは“知覚過敏"と呼ばれる症状かも知れません。

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知覚過敏の原因

歯は大きく分けて三つの層に分かれています。最も硬い歯の外側のエナメル質の層や歯根側のセメント質の層、そしてその内側にある象牙質の層があり、さらにもっとも内側にあるのが神経や血管、その他結合組織で満たされている歯髄と呼ばれる部分です。一般に”神経”と呼ばれている部位がこの”歯髄”です。①乱暴に歯みがきをしたりある特定の所ばかりを集中的に磨き続けていることで、歯と歯肉の境い目あたりが擦り減ってくさび状にくぼんでしまうことがあります。②同様にかみ合わせの力が持続的に歯に加わることでもくさび状に歯質がはがれ、えぐれることもあります。このような状態になるとセメント質や象牙質はむき出しのようになり、歯髄は外界からの刺激を受けやすくなります。③さらに歯周病で歯の周りの骨が失われてしまいますと歯根を覆っていた歯肉が下がってしまい(歯肉退縮)、今まで外界から刺激を受けたことのないような部分も露出し痛みを感じることになったりするのです。④歯髄組織の変性や中枢神経内の変化によるものもあります。このように知覚過敏症は神経を刺激するものなので、あたかもむし歯のような感覚ですが、むし歯菌の感染であるむし歯とは作用起序がまるで異なるのです。

 

どうやって治すの?

削れてしまった歯の大きさや痛みの度合いによって治療法は異なります。大きなくぼみに対して、プラスチック樹脂を埋めて治す方法がとられますが、それほど大きくないくぼみや歯根に対しては、単純に歯の表面に刺激を遮断するためのフッ素塗布をしてみたりや、レーザーによる知覚鈍麻を狙った方法を使用したり、知覚過敏を抑える薬品の使用や各種セメントの塗布などが考えられます。ひどい痛みの場合は歯髄を取るような処置もすることもあります。何れにしましても、歯科医師に判断をお願いする必要があります。北千住の歯医者である佐野歯科医院では、知覚過敏の治療に際して出来るだけ患者様にストレスがかからないような治療をご提案しております。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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