富士山頂!!!

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富士山頂!!!

2016年09月14日

 

こんにちは、佐野です。

2日目
寝れなかったけど、山頂アタックです。
御来光が宿の出たところから見えました。

ご来光1
なぜ、夜間登山をしないかというと、落石が見えないからです。
なので御来光と同時に九合目に向けて出発です。
結構寒くなりました。ネックウォーマーが寒さを感じさせませんでした。
相変わらずスローペースなものの、空気が薄いので慎重に行きました。
九合目の山室で、朝ごはんを食べました。菓子パン2個とソイジョイと牛乳でした。
ゆっくりしました。

万年荘
その後九合5勺の小屋で休みました。

9合5尺
いよいよ頂上目指して最後のアタックです。
先に行くように促され、僕は先に頂上に到着しました。
頂上と言ってもまだちょっとあるけど山頂です。

頂上荘
ヤッター。
富士山レーダーのある剣ヶ峰まで30分。とにかく着いたぞ!
S氏が少しして到着。かと思いきや、なんだか様子が違う!
どうやら腹痛でかなりヤバイ事になってるようでした。
頂上富士館で休んでもらいながら、単独で剣ヶ峰まで行きました。

富士山レーダー
途中火口の中を眺めつつ、滑りやすい所を登りながら山頂に到着‼️
沢山の人が記念撮影の為、記念碑に順番待ちしていました。
僕もその列に並びました。

剣ヶ峰付近1

富士山頂上1
日本一高い所の眺めは最高でした。
雲海を見下ろしながら、火口の底が見え、南アルプスが低くなっていました。
空に飛行機が飛んでいたけど、チョットだけ近く感じました。

ありがとう、富士山。

人生初の富士山頂アタック成功の瞬間でした。

これからは、富士山の映像を見たら、必ず思い出すだろうこの光景。
そして、あそこに登ったんだという達成感は、富士山だけのものでしょう。

本当にありがとう。

いざ下山へ‼️

下山編
いつまでも登頂の歓びに浸りたいのものヤマヤマですが、登った以上降りるのも登山のうちです。
S氏と共にいざ下山となります。富士山浅間神社の奥社にお参りを済ませたら下山です。
下山ルートの選択。通常は登ってきた富士宮ルートを降りるのですが、登山した感じでは、傾斜がきついので転倒するリスクがあるので、傾斜の緩い御殿場ルートを選択しました。
御殿場ルートには他にない大砂走りとがあり、それを体験したかったという理由もありました。
下山口から慎重に降り始めます。最初の頃はどのルートも同じくだりです。チョットだけ勾配はきついので転倒しないようにおりました。しかしながらゴロゴロした岩が隠れていたり滑りやすい所があったりして、油断は禁物です。
一気に七合目まで降りました。と言っても結構緊張感を持っての下山でしたので疲労感がありました。
トイレがここから先はないとのこと、休憩した後いよいよ大砂走りです。
この大砂走りは富士山の火山灰が堆積した坂で、脚に優しいことや富士山駅伝のコースということでダイナミックな下りを楽しめる、江戸時代からあるコースです。

大砂走り

 

降りた時の感想

とても長いです。下山だけで2時間くらいさらにかかるくらいと思ってください。
標高でいったら三合目あたりまで一気に下る感じです。
途中で下り六合という宝永火山の火口へ分岐する所がありますが、標識もありますのでまず間違えないでしょう。御殿場方面へは下るだけです。目印となるのはロープと矢印のついた杭と、五合目付近の大石茶屋の看板のみです。
ダートとキャベツみたいな植物ばかりの単調な下りです。
霧が発生していたので、道に迷ったのかと思うくらい風景が変わりませんでした。次郎坊という目印があるはずでしたが見当たりません。おそらく通り過ぎた白い杭のことでしょうが、今となっては分かりません(笑)他の下山者に御殿場口のことを聞いても皆、他ルートからこちらに降りてきたかたばかりでしたし、富士山初心者パーティだらけで、あとどのくらい時間かかるかを尋ねてみても、わからないという方ばかりでしたので、まさに暗中模索状態のまま下山した感じです。
注意事項としては、砂が靴の中に入らないようにスパッツを装備したほうがいいです。
あと、山小屋らしきものが無いのでトイレ、休憩場所、水などの補給は出来ませんでした。

五合目の小屋で梅のお茶をご馳走してくださいました。本当に美味しかったです。

めでたく、S氏ともども無事御殿場口五合目に到着した我々でしたが、早速下山口のバス停を探しました。
時刻が午後2時半くらいでしたが、バスが来るのが3時ころだったので軽く着替えを済ませ、待合スペースでひと休みです。
S氏が両足首を捻挫したとのこと。とりあえず、私が持参したエアサロンパスを噴霧してバスに乗り込みました。車内は比較的すいていましたのでちゃんと座席に座り、御殿場駅に向かいます。揺られること30分。新富士から富士宮五合目までが2時間ちょっとかかった行きに比べ、なんと早いことかと思いました。予定では、昼食がてら人参湯さんで汗を流すことでしたが、S氏の申し出によりとりあえず千住に帰ろうということとなりました。帰宅は電車ではなく、バスにしました。

小田急バス

御殿場駅の反対側のバス停に東京駅、霞ヶ関駅行きのリムジンバスがあるのを事前に調べてあったので、切符を買って乗車します。料金は新幹線を使った行きが6000円くらいだったのに比べ、2000円弱でした‼︎頑張って降りてきた甲斐がありました。切符売り場の店員が、東名40キロ渋滞してますと脅されましたが、覚悟を決めて乗車しました。乗ったところ、情報のためか利用客は我々含めて5〜6名しかおらず、そのまま東名高速道路に進入しました。5〜6時間かかる覚悟を決めていましたが、なんとスーパードライヴテクニックを駆使し4時間足らずで霞ヶ関駅まで着いてしまいました。そこから千代田線に乗って北千住に着きました。おすすめです。
波瀾万丈の富士登山の話はこれで終わりです。今年の始めに書き初めに書いたことが実現出来て本当に良かったです。

今回のことで得たことは、富士山は日本一の山だけあってスケールも日本一だということです。また、富士山は登るところというより見るものだということが登ってみて初めてわかりました。登山には下山もあるので下山にも注意を払うべきだということと下山の分の体力が必要だということもわかりました。そして何事も実際経験することがいかに大切なことであるかを、改めて教えられたような気がしました。以上を踏まえて、これからも色々と挑戦していきたいと思いました。

関係各位の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

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