歯周病

診療時間
9:00~19:00
休診日
日・祝

03-3881-0970

キービジュアル

対症療法ではなく、原因療法で歯周病を根本から改善

歯周病がかなり進行してしまった方、
他院で「抜歯です・・・」と言われてしまった方、
諦める前に、当院にご相談ください。

唾液検査による「歯周病リスクチェック」

リスクチェックリスクチェック

当院ではわずか5分で「歯周病リスク」を
解析する機器を導入していますので、
興味のある方はご気軽にスタッフにお申し付けください。

好評!!痛みなく歯周病治療を!「ぺリソルブ」

ぺリソルブ

当院では「ぺリソルブ」というものを利用し、痛みを抑えて歯垢や歯石、そして細菌までを融解させ除去する治療を行っております。

歯周病の基本治療には歯垢や歯石を特殊な機械を利用して物理的に除去する工程があります。
物理的に歯についた固い歯石を取り除くわけですから、多少なりとも痛みを感ることがあります。しかし、ペリソルブを使うことでその硬い歯石を融解するので、歯肉を傷つけることない歯周治療が可能です。更に歯肉を傷つけないことから治りも早く、歯肉炎の腫れなども早く引きます

ぺリソルブ認定医

当院ではこのぺリソルブの「認定医」が在籍していますので、安心して治療を受けて頂くことができます。

なぜ歯周病が治らないのか・・・?

ドクター

全国に歯科医院は約67,000件ありますが、虫歯はもとより歯周病の患者は減っていません。それは歯周病が歯周病原因菌による感染症であるということをきちんと理解していないからではないでしょうか?

いくら歯垢や歯石を除去したとしても歯周病は良くなりません。歯周病は「感染症」ですので、そもそもの原因となっている「歯周病菌」へのアプローチが必須となります。

細菌

当院では、その細菌へのアプローチをしっかり行うため、従来からあるレントゲン検査、歯周ポケット検査や生活習慣の問診に加え、ケースによってはCT検査口臭検査などを行うことで歯周病の進行状態を3次元的に把握します。更に科学的な検査にて歯周病原因菌の特定及びそれらの細菌に対する身体の抵抗力(免疫力)を調べます。

これらの検査結果をもとに患者様一人ひとりの身体に合った歯周病治療を計画することが当院の歯周病治療の特徴です。そして、治療を担当する院長は昭和大学にて電子顕微鏡レベルでの細胞化学の研究を行っていましたので、この分野の造詣が非常に深いです。

CT検査・口臭検査・細菌検査とは・・・?

CT検査

CT

従来までは2次元レントゲンでの診査診断でしたが、当院には3次元で撮影できるCTが設置されておりますので、「骨」の状態まで精密に分析できるため、精度の高い診査が可能になっています。

口臭検査

口臭測定器

口臭の主な原因は歯周病に起因することが多いのですが、データ解析することで歯周病の状態を把握し、歯周病改善度などの参考資料とします。

リアルタイムPCR検査

リアルタイムPCR検査

PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)による増幅を経時的(リアルタイム)に測定することで、増幅率に基づいて鋳型となるDNAの定量を行う検査方法で、感染している歯周病菌の種類を特定し、かつその菌数を測定します。この検査を実施することにより今までは歯周病菌とひとくくりに扱われてきたものを、各個人の歯周病の原因となっている菌の種類を特定し、確定診断はもとより、感染している歯周病原因菌の治療にもっとも効果のあるお薬の選択に役立てます。

位相差顕微鏡による細菌検査

リアルタイムPCR検査

特殊な顕微鏡(位相差顕微鏡)を活用してお口の細菌を観察し、菌の活動性、種類等を確認します。場合によっては患者様にもご確認いただくことがあります。治療前・治療後に観察し変化を確認していきます。

根本的改善を追求する歯周病治療の4つの特徴

治療前の診査診断を「細菌レベル」で実施している事の他、「治療」に関しても特徴がございますのでご紹介させて頂きます。それぞれすべての患者様に行うわけではなく、お口の状態に合わせて治療法を選択します。

歯周病原因菌を殺菌-「投薬療法(歯周内科)」

前述しましたが、歯周病菌を殺菌しなければ歯周病は改善しません。

ドクター

わかり易い例で説明すると、風邪をひいたときは、薬を飲んで原因菌を殺菌しますよね。実は歯周病も同じことが言えます。
歯周病は歯周病原因菌(歯周病菌・カビ)の働きにより引き起こされます。
つまり、歯垢・歯石だけでなく、根本的な原因となっている「菌」を除去することで歯周病を改善に向かわせます。

当院では、診査診断により特定した歯周病菌に合わせた「投薬療法」を行い歯周病菌を叩きます。

レーザー」による殺菌療法も実施

レーザー

当院ではレーザーによる殺菌療法も実施しています。レーザーは強い殺菌力があるため、歯周病治療にも効果的です

特定した原因菌を直接叩く「3DS療法」~口臭改善にも効果あり

3DS

唾液検査・細菌検査で特定した原因菌を3DSという手法で除菌・抗菌していきます。具体的には、専用のマウスピース(ドラッグリテーナー)に薬剤を注入しお口に装着するだけで除菌していきますので、患者様への負担もかからず、治療も短期間で終了します。

3DSは原因菌の数を限りなくゼロに近づける治療ですので、継続使用することで、虫歯・歯周病の圧倒的な予防となります。

また、3DSの副次的効果として、口臭改善にも効果があります。

口臭の原因は9割が口腔内の細菌によるものであり、特に歯周病が進行している方は口臭も比例してきつくなる傾向があります。3DSを利用することで、この口臭の原因となっている原因菌を除菌しますので、口臭も改善する可能性が高まります。

その他、ペリオバスターやファンキゾンというものを利用し、歯周病菌を叩くこともあります。

ペリオファンギゾン

口腔内の善玉菌のバランスを整える「プロバイオティクス」

プロバイオティクス

プロバイオティクスは人体に良い影響を与える微生物などを活用して体質を改善していくことを目的とした処置です。最近の研究では、歯周病治療にも有効であることが分かってきました。

口腔内には何兆個もの細菌が住みついていて、絶えず善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしています。この勢力バランスが崩れ、悪玉菌が多くなると、歯周病原因菌を作ってしまいます。
当院では、プロバイオティクスの概念に基づいたお薬(Bio Gaia社製)である「プロデンティス」「バイオブレス」を使用し、歯周病治療・予防に役立てています。

歯周病治療のプロ-歯科衛生士「担当制」/ドクターとの密な連携

衛生士

当院では歯科医師、そして歯科衛生士が担当制をとることにより、患者様のすべてのデータを生涯にわたり保存管理しております。

蓄積したデータや患者様との長いお付き合いの中で得た情報や変化をもとに、その患者様に適した質の高いご提案・治療をすることが可能となります。

歯磨きチェック(指導)をはじめとして、歯周病の再発を防ぐ処置、生活習慣に対するアドバイスやドライマウス、アンチエイジングなど・・・・。

また毎回同じ担当者が治療に当たりますので、お互いにリラックスした状態で診療ができ、コミュニケーションを楽しみながらお口の健康維持につなげることができます。

他院では、患者様の歯周病治療を歯科衛生士任せにしているところもありますが、当院では幅広い知識と経験を持った歯科医師と歯科衛生士が密接に連携することで、さらなる治療効果を実現しています。
歯科衛生士とは、単なる歯科医師のアシスタントではなく、文部科学省や厚生労働省から指定された専門の学校を卒業し、国家資格を持つ専門職です。つまり、歯周病や虫歯から歯を守るための治療を行うことができるスペシャリストです。

打合せ

当院には「国際歯周内科学研究会」認定の歯科衛生士/歯科医師も在籍しております。
歯科衛生士/歯科医師の上位資格者です。認定歯科衛生士/歯科医師が治療効果の向上の他、他のスタッフを教育し、医院全体のレベルの底上げを常時行っています。

また、歯科医師と歯科衛生士のチーム医療でFMDという治療法も適応症例に応じて行うこともあります。

FMDとは、先述しました抗生剤等を用いて、薬の作用期間中に口腔内全ての歯石や歯周病菌を取り除き、再感染を防ぐ除菌治療です。歯周病菌を激減させる可能性がある上、従来の歯周病治療は治療期間が半年から2年程度かかっていたのに対し、FMDは治療期間も大幅に短縮することができます。従来の歯周病治療の欠点を克服した画期的な治療といえます。

本当はかなり怖い「歯周病」という病(やまい)。早めのご来院を

あまり知られていない事ですが、歯周病はお口の中だけではなく、全身疾患との関連性もあります。
関連性が報告されているものとして次のものがあります。

歯周病との関連

歯周病との関連でよく言われるのが、「糖尿病」「心臓病」「早産」です。

糖尿病との関連

重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。

心臓病との関連

歯周病菌の作りだす物質が血液中に流れ動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。
健康な人に比べ心臓病発症の危険率が2.8倍といわれています。

早産・低体重児との関連

低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。
また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと早産の確率が高まります。

他にも「肺炎」「脳卒中」などとの関連性が指摘されています。

研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではないというのが専門家の共通認識です。「歯周病=歯を失う」という認識ではなく「歯周病=命にかかわる場合もある」という認識の転換が必要です。

個別相談

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

このページの先頭に戻る