スタッフブログ|佐野歯科 北千住駅「西口」から3分の歯医者

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みんなで乗り切りましょう‼️

2020年04月14日

皆さんこんにちは!

歯科衛生士の森田です。

手洗い・うがい・手指消毒を徹底し患者様が安心して治療をうけられるよう、感染症対策に最善を尽くしていきます。

一日でも早くこの状況が収束し、明るく健やかな日々を送れるようになることを祈っています。

歯科衛生士の津村です。

毎日の手洗いうがいや、免疫も高めて、予防を徹底します。

ウイルスという見えない敵相手に大変ですが、いつか収束するまで頑張りましょう!

こんにちは。

大変なときですが、一日一日を大切に乗り越えていきましょう!

毎日の歯磨きをいつもより丁寧に行なうのも免疫力アップになりますよ❗️

鈴木でした。

うがい、手洗いを徹底しユニット、待合室などの消毒をしっかりします。

がんばって乗り越えましょう。

神山

 

 

 

医療人らしく

2020年04月13日

日本国を想う

歯科医師会の総会も、学校歯科検診も、国際歯周内科学研究会はじめ参加を予定していた学会も、全てキャンセルになってしまった。いずれも歯科診療を行なう上で切っても切れない最重要課題のことばかりだ。けれどクラスターや集団感染を起こしてしまえば、なんにもならないことは明らかだった。

自分が新型コロナウイルスにかかることも、他へうつすこともあってはならない――。

医療関係者であれば誰でも、そんな大きな責任とプレッシャーと隣り合わせの生活を送っていると思う。自らが及ぼす影響が大きすぎる。僕もほんのちょっとの外出でも、いったん家の外に出たら、何に触れていなくても手をゴシゴシと洗う癖がついてしまった。うちの息子たちは街で遊びたい年ごろだけど、家族にも同レベルの緊張をしいてもらっている。

勿論診療レベルでのスタンダードプリコーションと体温検査は欠かさない。

友達と外に出て思いっきり体を動かしたい盛りのちびっ子たち
緊急事態宣言を受けて、在宅勤務をされている人たち
職種がら在宅勤務出来ないけれどお務めされている人たち
閉店あるいは時短営業を強いられ、経営そのものが危ぶまれる人たち
その他ありとあらゆる人たち

皆さん一人ひとりが、政府の新型コロナウイルス対策にご理解ご賛同してくださり、本当にありがとうと言いたい。

そして自らをリスクにさらしてでも、命や社会機能を守るべく奮闘する方々がいる。休みたくても、休めない人がいる。その方々の勇気を思うと心から称賛の拍手の気持ちでいっぱいになる。やれ「遅い」だの、やれ「緩い」だのと揶揄されがちな緊急事態宣言だけど選んだのは我々だし、選挙に行って投票で決めた以上粛々と従うべきだと思う。

日本を、日本人を信じたい。

我が国の総理大臣が、都道府県の知事たちが「お願い」しているのだから、きつい言葉や行動を伴わなくても各々の判断で、モラルをもって動いてくれると信頼されているのだから。。。これは日本人のDNAに呼びかけられ訴えかけられているんだと思う。

我々日本人は、江戸時代、鎖国をしていた。

当時の風情は、武士も農民も商人も皆さん上下の分け隔てなく和やかに暮らしていたそうな。今年はだいぶ豊作だったから決められた量よりたくさん納めておいて備蓄米を増やすことにしようとか農民の方から領主に国を思って話をしたり、身分の分け隔てなく和気あいあいと暮らしていたと聞く。幾度となく襲ってきた飢饉や震災にも「困っている時にはお互い様」といっては隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも指折りの生真面目さ、潔癖性、自己犠牲の精神、正確性、クレバーでスマートなところ、律儀さやチームワークなど、僕らは自分たちの力をもっと信じていい。ラグビーで世界を驚かせたことを思い出して見よう。日本人は「やれるんだ」と。

いまは世界が鎖国をしている。

そして目に見えないウイルスと戦っている。

「やっぱり日本人は素晴らしい‼︎」後で振り返ったときそう呼ばれたいと思っているから、後悔だけはしたくないから今僕は、自分が出来ることを精一杯やる。そして自分たちを信じる。

ウイルスなんかに負けない。

医療人らしく、そして日本人らしくこの国難を乗り切ってみせる。

 

 

印象材って何?/北千住の歯医者さんのお話です。

2020年02月18日

今回は、印象材についてのお話です。

皆さんはお口の歯型いわゆる石こう模型をどうやって作るかご存知ですか?

歯医者さんが「型をとりますね!」と言ってから準備してお口の歯型をとる作業を、印象採得と呼んでいます。これは研究用模型と言って診断、説明その他に用いるためのものだったり、実際の治療時に用いて詰め物やかぶせものまたは入れ歯を作製するための作業用模型などを作るために行うものなどがこれにあたります。

では、具体例をご紹介いたします。

【スナップ印象またはアルジネート印象】

もっともポピュラーな方法です。研究用の模型や歯列を2回に分けて型取りする時の1回目の場合などに用います。ラバーボールにアルジネート印象材の粉と水を入れて、スパチュラという金属製のヘラでかき混ぜます。近年、器械の発達により手動ではなく自動に練るものもあります。ペースト状になった印象材を、歯並びや顎のサイズにあった大きさのトレーに盛ります。手早くお口の中に入れて固まるのをまつのです。材料によって異なりますが、概ね3分くらいです。長く感じたりしますが次第に固くなります。ゴム状になったら外していきます。この印象材はちぎれやすく変形しやすいためなるべく早く、水と石膏を混ぜたものをていねいに流し固めます。石こうが固まったら、印象材からはずしたら完了です。こうして石こう模型を作っていくのです。

【寒天・アルジネート連合印象】

ある小さい部分だけを精密に型取りする方法です。あらかじめ温めて溶かして(100℃)保温しておいた(60℃)寒天を注射器のようなものに詰めて、精密に型取りたいところに流し込みそれが固まる前に、トレーにもったアルジネート印象材で被せて型を取る方法です。寒天印象材はとても寸法精度が高いが、ちぎれやすく局所的な型取りに向いています。

 

【シリコン印象】

前述の2つの印象法とは異なる材料を使います。つまり水を混ぜて使うタイプではなく、2本のチューブに入った材料を混ぜて、固まるとゴムのような弾力を持つ材料で型を取る方法です。アルジネートと比較してちぎれにくくく変形しにくい性質を持っていて、入れ歯の歯型や、多くの歯を一度に型取りするケースなど、あご全体を型取りするようなケースに多く用いられています。他にもいろいろな印象材料、印象方法があり、それぞれ一長一短があります。しかし、どの方法も患者さんの口の中と同じ形を正確に石こう模型上に再現されるための、歯科医師や技術者たちの長い努力の歴史があるのです。

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型取りするときのアドヴァイス

1.お鼻でゆっくり息をしてください。お口で呼吸をしますと印象材が奥に流れやすくなって苦しくなりますから、お鼻で大きくゆっくりと息をしましょう。

2.顎を引いて、出来るだけ下を向いてください。自分のお臍を覗き込むようにすると楽になります。固まるまでによだれが出そうならティッシュやハンカチで押さえておきましょう。

3. 予め苦手であることを伝えていただけると良いでしょう。

 

令和の書き初め

2020年02月18日

皆さんこんにちは、佐野です。

佐野歯科医院では、年号が令和になって初めての書き初めをスタッフ一同でやってみましました。

実物は期間限定で医院内の壁に張り出しておりますので、ご興味のある方はご覧になれますヨ(^^)

それではご紹介いたします❗️

まずはこちら津村さんの作品

「一生は一日の積み重ねでありますので、一日を大切に生きることによって、一生を大切に生きることにつながるという意味です。毎日をなんとなくすごしがちですが、その一日の替わりはもうないわけですから、一日一日を大切に過ごしたいと思いました。」

とのことでした。

 

次はこちら神山さんの作品

「一時の欲や感情に流されず、必要なものを選び取れるように」

というコメントです。

 

続いては森田さんの作品

「少しでも長い時間笑顔でいられる毎日、歯科衛生士としても母親としても笑顔を絶やさず頑張っていきます。」

というコメントです。

 

どんどん行きます。お次は鈴木さんの作品

「何事にも前向きに楽しんで一日を過ごしていきたいという思いをこめて」

というコメントです。

 

最後は私の作品

「いろいろ考えましたが、やはり歯垢プラークは様々な病気を引き起こす原因であるという事。これを除去しない限り、私達の健康は守られない。」という気持ちで書きました。

 

いかがでしたか?

来年以降もやっていこうと思いますので、乞うご期待‼

 

 

 

 

 

2019 ラグビーワールドカップと歯科

2019年09月20日

みなさんこんにちは、佐野です🏉

突然ですが、本日2019年9月20日は、ラグビーワールドカップ日本大会の記念すべき開幕日だということをご存知ですか?

実を言うと私はサッカー⚽️やバレーボール🏐のワールドカップは有名ですけれど、ラグビー🏉のそれは知りませんでした😔

調べてみますと1987年に第1回がオーストラリアとニュージーランドで行なわれたのを皮切りに、その後4年に1回のペースで今回で9回目となるそうです。我が日本代表🌸は毎回出場を果たしている伝統国だったみたいです✌️けど、戦績は世界の強豪国とは対照的に勝利は第1回〜7回までの間に僅か1勝🙂、前回3勝足してトータル4勝という状況とのことです😱

歯科との関係は、コンタクトスポーツであるラグビーではスポーツマウスピースの使用を推奨していて、特に我が国の高校ラグビーをする際には義務化されており、試合前に完全にレフェリーチェックされます。していない選手は試合に出場出来ないことになっています。実際、前歯が折れたり口唇を切ったりを防ぐ効果大です‼️ちなみにラグビー以外でもスポーツマウスピースの使用を義務づけられているスポーツとしてアメリカンフットボール🏈、ボクシング🥊、キックボクシング🥊、女子ラクロス🥍、極真空手🥋、アイスホッケー🏒、インラインホッケー🏑などがあります🤓私としてもパフォーマンス向上の為にも他のスポーツ🎽⛷🤼‍♂️🏋️‍♀️🏌️‍♂️🚴‍♀️⛹️‍♂️でもスポーツマウスピースを積極的に使用することを推奨したいです。

ここで勝手に日本大会の展望を予想したいと思います。

プール戦

A組 1位アイルランド🇮🇪2位期待を込めて日本🇯🇵。初戦のロシア🇷🇺戦で波に乗れればスコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿戦に勝利も夢でなさそうです☑️

B組 注目は初戦にぶつかるニュージーランド🇳🇿と南アフリカ🇿🇦の勝者がポイントか⁉️

C組 1位イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿2位フランス🇫🇷。アルゼンチン🇦🇷もありそうですが、次期開催国でもあるフランスに分がありそうです。

D組 オーストラリア🇦🇺、ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、フィジー🇫🇯の三つ巴の展開。気温の上昇によってはフィジー🇫🇯が勝ち上がることも⁉️

ノックアウトステージ、決勝トーナメント展望

ズバリ、決勝はニュージーランド🇳🇿vsアイルランド🇮🇪でニュージーランド🇳🇿ではないでしょうか🏆

どちらにしましても私は、熱い男たちの戦いがこの日本で行われることに感謝して、そしてプレイひとつひとつを出来る限り脳裏に記憶していきたい(📺観戦ですが…)と思います‼️

 

2019年度 スタッフ書き初め大会

2019年02月11日

みなさんこんにちは。お久しぶりです。佐野歯科医院の佐野です❗️

先日2019年1月、スタッフみんなで書き初めをしました^o^
当医院では毎年お正月に、一年の計は元旦にありと申しますことから、ことしの抱負や目標などを、普段持ち慣れてる歯科器材から毛筆に持ち替えて、思い思いに表現してみました(^-^)/
それではいってみましょう‼️

トップバッターは、まずは書き初めベテランの神山さんからです。

タイトル「春風致和」

コメント

春風が吹いたような和やかさ、平和さを表すさま、という意味だそうです。

転じて「今年一年が穏やかに過ごせるよう、願いを込めて書きました。」とのことです。

ぜひそうなって頂きたいですね❗️

 

次は大西さんです。

タイトル「東奔西走」

コメント
昨年はあまり外出をしていないそうで、今年一年はいろいろなところに出て行って活動したいという意味を込めて書いたそうです。

自らの足でいろいろ出歩くことはとても大切ですので、続けて頂きたいと思います‼️

 

そして初披露の渡部さんです。

タイトル「健康第一」

コメント
仕事をするにもプライベートを充実させるにも、すべて健康じゃないと始まらないので、体調を維持して健康に気をつけて過ごせる一年にしたいと思い書いたそうです‼️

基本的なことです けど、なかなかできない事なので是非頑張って達成してください❗️

 

 

最後は私です。

タイトル「東京完走再び」

初めてのフルマラソンが4年前の東京マラソンでした。富士登山、青梅マラソン完走と行い、もう体を張っての企画は無いだろうと思っていたらナント🎯 応募倍率13倍以上と言われているあの東京マラソンに当たってしまったのです😅🖐

しかも2回目なんです‼️

なので、コースも以前と異なっており全く別のレースということなので、気を引き締めて完走を狙いたいと思い記しましたです。

皆さんのご声援を糧に頑張りたいと思います💪😄

 

スタッフ一同、診療の合い間にもかかわらず、書き上げました。
実物は医院内の壁面に期間限定で掲示してありますので、ご覧ください。そしてお声がけして頂けたら大変励みになります🙆

スタッフ一同、本年もよろしくお願いいたします🎵

求人情報に関して

2017年10月6日

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タービン、シリンジ等について/北千住の歯医者さんのお話です。

2017年07月24日

デンタルチェアの中で、歯科医師が使う、歯を削る道具のハンドピースと、歯を乾燥したりぬらしたりする時に活躍するスリーウェイシリンジについて紹介します。

【エアータービン】

キーンという音がするものでよく知られています。むし歯を取り除いたり、歯の形を整えたりする上で欠かせない器具です。この器具の先にダイヤモンドを表面にコーティングしている「ポイント」というものを装着して使用します。空気を圧縮して風車を毎分40万から50万回転という速さで回転させてその回転力でバーが回り歯を削ったりするのです。また削る際には摩擦熱が生じますから、歯の表面を冷やすために水を噴霧したりします。さらにタービンの先にはライトがついていて細かいところもしっかり見ることが出来ます。タービンが開発される前までは、歯を削ることの時間そのものが不可能なことがあったりして大変苦労した時代もあったそうです。そういったことからも、効率的に歯を削ることができることで、患者さんの苦痛も最小限におさえることが可能になったのです。

【マイクロモーター】

この器具は毎分2000から4万回転と、タービンより劣りますが、トルクがあり多様な目的でつかわれる切削器具です。口の中の作業に向いている曲がったコントラタイプと、口の外での作業に向いている真っ直ぐのストレートタイプがあります。コントラタイプは、先のバーやポイントを取り付けることでむし歯の除去や、歯の表面をペーストをつけてみがいたりすることに使います。回転数が低いため、摩擦熱は少ないのですが、タービンと同じく水が出るものもあります。ストレートタイプは、ポイントを付け替えて、歯に詰めたり被せたりする金属や入れ歯のプラスチックを削ったり、みがいたりする際に使います。言うなればタービンがジェット機のエンジンであるならば、こちらはプロペラ機のエンジンといったところでしょうか。

【スリーウェイシリンジ】

空気、水、そして空気+水で作り出した霧を先から水鉄砲のように吹きだす器具のことです。3つの機能があるのでこの名がついています。空気は唾液や血液を口腔から排除するため、水は治療の際の削りかすや余剰な薬液などを洗い流すために用いたり、歯そのものを冷やしたりするためまた霧は同じく洗浄などのために使われます。
以上、紹介した3つの器具は、歯科の治療になくてはならないものであり、これらの器具の進歩が歯科医療の進歩といっても過言ではありません。

デンタルチェアって何❓/北千住の歯医者さんのお話です。

2017年07月20日

皆さんが歯医者さんに来たらに必ず座る診療用の椅子のお話をします。デンタルチェアまたはユニットとも呼んでいます。実はこのチェアは、患者さんにとっては快適でかつ歯科医師にとっては診療しやすい、工夫が施されています。チェアをつくっている会社や治療目的で、形や機器の構成は異なりますが、基本的なスタイルは大きく変わりはありません。

【テーブル】

皆さんが腰掛けるチェアの右側に伸びるテーブルが見られます。この上には、5点セットが乗せられ、レントゲンを見るためのモニタや薬瓶、ガスバーナーが配置されています。必要な時に点火されタイマーで自動的に切ったりします。テーブルのすぐ下側には、歯や材料を削ったりするタービンや、エンジンなどがあるのですが、これについては別にお話します。

【ライト】

寝そべるとすぐ上に口の中を照らすためのライトがみられます。このライトは、電球を後ろ向きに光らせ、鏡に跳ね返ってから口の中を照らすようになっており、鏡も多面的に反射させているので、口の中を影が出来にくくかつ強烈な明るさを感じさせないように工夫が施されています。スイッチも、ライトの本体の他に、チェアを横にするスイッチと連動して、診療姿勢になったときに自動的に点灯するものもあります。手を触れただけで点灯するものもあります。

【コップ周辺】

左を見ると、コップがおかれています。うがいをするためにコップを手に取り中の水を口に含んだりしてふたたびコップを置くとコップの水位や重さの変化をセンサーがキャッチし自動的にコップに水が満たされるようにしてくれます。また水をはき出す場所をスピットンと呼びます。うがいの際に水がはねにくい構造になっています。はきだしたものをきれいに洗い流してくれる水の出口がついています。

【バキュームなど】

さらに、左側には診療を介助するスタッフが使用できるように、空気や水を出すスリーウェイシリンジやたまった唾液や水、歯の削りかす、薬液などを掃除機のように吸いとるバキュームがおかれています。また、吸い込む力は小さいのですが排唾管と呼ばれるものも付属しています。これらを駆使して、治療の際に少しでも患者さまに負担をかけないように工夫されているのです。

【デンタルチェア】

皆さんがお掛けになる椅子のお話です。以前は歯科医師が立って診療をする立位診療が主流でしたが、現在では患者さんを水平に寝かせて歯科医師が座って診療をする座位診療に変わってきております。そしてその椅子は患者さんの寝心地がよいように、人間工学を配慮して作っております。座位診療が可能になったことにより歯科医師は患者さんの頭の真後ろにきたり、反対側に回ったり治療部位や治療内容によって自由自在に移動できるようになりました。と同時に歯科衛生士たちもそれに対応して、器具の受け渡しや診療介助が迅速に対応出来、フォアハンド診療と言って4つの手がいつも患者さまに対応できることでより的確に手際よくなり、患者さまが不快な時間を短縮さうることができるようになりました。さらに、チェアは医師の足で好きな角度、高さに操作できるようにフットスイッチが付けられていますが、スイッチを診療で汚れた指で触ることを避ける工夫だったりします。

基本セットって何❓/北千住の歯医者さんのお話です

2017年07月17日

皆さんが歯医者さんに行って診療室の台に座ると、 テーブルの上に四角い金属のお皿のようなものの上に何本かの器具が揃えられているのを見かけると思います。基本セットと呼ばれるもので通常の診療で使われる言わば、ドクターのもっとも身近で大切な道具たちです。今回はこれら基本セットをご紹介いたしましょう。

【1.デンタルミラーまたはミラー: 歯や色々なものを見る】
持ち手の棒に小さな鏡がついていて、歯科健診などでもお馴染みなミラーです。この小さな鏡で重なり合う歯の裏側や奥歯のすりつぶす面をのぞきこんだり、動いている舌をおさえたりほっぺたを引っ張ったりします。鏡に映る像がくもりにくくなる加工がしてあったり、二重に反射しないような加工がしてあるものもあります。鏡の大きさも使う用途で何種類もあります。

 【2.ピンセット:つまむ】
歯科治療を行ううえでピンセットは、指でつまむには微細すぎるものなどを落とさずしっかりとつまむことが出来るので、歯に詰める薬や材料を的確に運んだり反対に口の外へ取り除いたりするのに重宝します。コットンをおいたり、舌の裏にあるセメントのかけらを掃除するのにも用いられます。先端の形状がいくつかあり、用途によって選択します。

 【3.探針:さぐる】

探針はその名のとおり、むし歯があるかどうかを確かめたり、歯の表面のざらざらや段差などを感じたりして歯の硬さや、表面の凹凸などを探るための針です。また、歯の隙間の汚れを取り除いたり、余分なセメントを取り除いたりにも用いたりします。

【4.エキスカベーター:すくう】

いわばスプーンやシャベルのような感じで、先の部分の側面についた刃を使って、むし歯でやらかくなった歯の部分や、余分な接着剤などを取り除いたりする時に用います。

【5.ストッパー:詰める】

最後になりますが、これは歯に材料を詰めるときに用いる器具です。へらの部分で材料を歯に運んで詰めて、反対側の丸い部分でさらにしっかりと押し込みます。さらに、へらの部分で形を整えたりします。

これら5点セットは狭くて歯科医師の手や指が動かしにくいお口の中で、指の代わりをする道具なのです。歯科の治療内容に応じた精密な操作ができるのは、これらのパートナーたちを巧みに用いるからなのです。

個別相談

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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