お口をのぞいてみましょう!/北千住の歯医者さん
2016年09月17日
お口の中には、何があるでしょう?
大きくお口を開けて鏡でみてみましょう!さて何が見えていますか?
まずは白い歯、赤い歯ぐき(歯肉)、べろ(舌)が目に付きます。上あごの歯の内側は口蓋とよばれます。ほっぺたの内側は粘膜です。そして、口というほら穴の奥には、食道や気管の入り口がありますが、そこにぶら下がっているのがのどちんこ(口蓋垂)です。
唇を引っ張ってみると、ほっぺたの粘膜と歯肉に続く紐のようなものがありますが、それが小帯です。
【 唇 】
正確には口の中ではないですが、お口を閉じたり、とがらしたり、ものを吸ったり、微笑んだり、話しをしたり、唇の周囲の下にある筋肉とともに自由自在に動きます。
【 歯 】
お口の中の主役です。エナメル質、象牙質、セメント質と歯髄からできています。歯の頭の部分がエナメル質、歯肉にもぐっている部分は通常セメント質で覆われています。
【 歯肉 】
歯を取り囲む、比較的表面が硬くピンクの部分のことです。歯周病になると色が変わったり腫れたりします。
【 舌 】
歯のすり潰すところに食べ物を噛みやすいように誘導したり、味を感じたり、発音に関係します。よく動き、口の中一番の行動派です。
【 口蓋 】
上の歯の内側で、硬い歯肉に覆われています。お口の天井です。べろがよくくっつくとこで、発音調節にも1役買っています。
【 粘膜 】
歯肉のように赤色です。歯肉と違いよく動くやわらかい部分です。「ほっぺをかむ」というのはこの部分のことです。よく動きますので口の中の食べ物の動きや発音を調整します。また唇とならんで、吸い込んだり吐き出したりするときに、臨機応変に形を整えます。
【 小帯 】
唇と歯肉の間やべろの下側と粘膜とをつなぐひもです。本来はほっぺたやべろの動きを制限するものだと思われますが、ときには短すぎたり、くっつく場所が間違っていていろいろ悪さをすることがあります。
北千住の佐野歯科医院では、お口の中の専門家があなたの口腔内のこれらの部位をチェックして早期発見を主とした予防歯科を推進しております。