虫歯治療

診療時間
9:00~19:00
休診日
日・祝

03-3881-0970

キービジュアル

患者様の負担を抑える
佐野歯科式の虫歯治療。
可能な限り「痛みを抑えた」「歯を削る量の少ない」「美しく

唾液検査による「虫歯リスクチェック」

リスクチェックリスクチェック

当院ではわずか5分で「虫歯リスク」を
解析する機器を導入していますので、
興味のある方はご気軽にスタッフにお申し付けください。

佐野歯科式-可能な限り「痛みを抑えた」虫歯治療

虫歯に感染すると、多くの方は言いようのない「不安」や「恐怖」に駆られると思います。
その原因は、歯医者で、「痛い思い」をするからではないでしょうか。
たしかにこれまでは、虫歯治療に痛みはつきものでした。しかし、近年は歯科医療も進歩し、可能な限り痛みを抑えた治療が可能になってきています。
佐野歯科では、当院独自の手法を活用することで、患者様に可能な限り痛みを抑えた治療を実践しています。当院で実施している「痛みを抑えた歯科治療のための4つのステップ」をご紹介いたします。

Step1 「表面麻酔」を使用

ハリケイン

多くの患者様が最初に嫌がるのは、麻酔注射をする時の痛みです。しかし、その痛みも、事前に注射する箇所に麻酔液を塗ることで注射時の痛みを軽減することができます。
当院ではハリケイン、ペンレスなどを利用しています。
この表面麻酔をするとしないとでは痛みに大きな違いがあります。

Step2 「極細の針」を使用

極細針

蚊に刺されても痛くないように、針が小さければ小さいほど痛みは抑えられます。
当院では太さの細い針を使い、ソフトに注射することで痛みを抑えます。

Step3 「可能な限りゆっくりと注入」

オーラスタ

急激に麻酔液を注入すると細胞が膨張し痛みの原因となります。そのため、ゆっくりと時間をかけ麻酔液を注入していくことが大切になります。 そこで当院では注入速度を機械制御する「電動麻酔注射」を導入し、常に一定の速度を保ちゆっくりと注入することで、痛みを抑える工夫をしています。また、ケースによっては手動の方がよい場合もありますので、「電動麻酔注射」と「手動」を併用しています。

佐野歯科式-可能な限り「歯を削る量の少ない」「神経を残す」虫歯治療

人間の歯は一度削ってしまえば元に戻ることは二度とありません。
そして、歯は治療すればするほど寿命が短くなります。そのため当院では、可能な限り「歯を削る量を少なくする」「神経を抜かない」ことをモットーとしており、そのための設備を整え、治療技術を学んでまいりました。本章ではどのようにして可能な限り「歯を削る量を少なくする」を実行しているのかをご紹介します。

取組み1 肉眼では見えない虫歯を早期発見する「ダイアグノデント」を使用

ダイアグノデント

この装置は初期虫歯の発見に大きな効果を発揮します。
初期段階の虫歯には痛みがなく、かつ、経験豊富なドクターでも判別しにくいことがあります。 そこで活躍するのが「ダイアグノデント」です。この装置のメリットについてご紹介します。

  • 「経験や勘」ではなく、データで虫歯の有無を判断
  • 従来は発見が困難だった小さな虫歯を早期発見
  • 虫歯検出率90%という高い信頼性
  • 治療後にも再チェックするので、再発リスクを軽減

虫歯治療において大切なことは「虫歯の診断」です。

虫歯検出率の統計データ

従来は、ドクターによる視診(肉眼での目視)や歯科用顕微鏡(ルーペ)、そしてレントゲンによる診断が主流でした。
しかし、右の虫歯検出率の統計データをご覧頂くと、ダイアグノデントの虫歯検出率が90%と突出して高いことが分かります。逆に視診による診断は12%と、単純計算でも10回中9回は健康な歯を虫歯と診断していることになります。レントゲンを利用しても、50%未満。
これではいけません。

下記は、他院で虫歯と判断された患者様の症例です。

一見すると、奥歯の溝が虫歯になっているように見えます。しかし、ダイアグノデントによる診断では、虫歯治療が必要な数値を示しませんでした。つまり、歯を削る必要がないということです。

仮に、虫歯部分を削る必要があると判断した場合も、ダイアグノデントは非常に有効なツールになります。例えば虫歯を削る量は、従来は歯科医師の裁量で決めていたことがほとんどでした。その弊害として、必要以上に歯を削ってしまう、もしくは虫歯の取り残しにより虫歯が再発するといったことが多く見受けられました。

しかし、ダイアグノデントを利用することにより、虫歯の早期発見だけではなく、虫歯の進行具合や治療後の虫歯の取り残しを何度でも確認することができるので、これまでのような「経験と勘」に頼った治療ではなく、科学的根拠に基づいた治療を実践することができるようになりました。

取組み2 虫歯感染部位を教えてくれる「う蝕検知液」

う蝕検知液

う蝕検知液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。
虫歯治療を行う上で大切なのは、虫歯に感染した部分を除去することですが、通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきます。しかし、この方法では、感染部位を正確に除去することはできません。
そのため、虫歯を確実に取り除くことが出来ないだけでなく、健康な歯まで削ってしまうこともあります。

しかし、このう蝕検知液を使うことで、感染した部分が赤く染まりますので、どこまで虫歯を削ればよいかがわかり、歯を削る量を少なくすることができます。

更に当院では、歯を削る量を少なくする方策として、「機器」だけではなく、「手の感触」で虫歯の状態を確認する工程を踏んでいます。具体的には「スプーンエキスカベーター」と呼ばれる道具を利用します。

スプーンエキスカベーター

虫歯に侵された部分は「軟化象牙質」といい、歯が軟らかくなっています。
通常この部分は機器(ドリル)を利用し、時間短縮も兼ねて一気に削ります。
しかし当院ではドリルだけで済ますことはしていません。
何故なら、ドリルを利用することで、健康な歯まで削ってしまうことがあるからです。
そのため、ある程度はドリルを利用しますが、最後はスプーンエキスカベーターを利用し、手の感触で虫歯に感染した部分をしっかり見極め感染部分の除去を行います。
通常よりも少し時間はかかってしまいますが、「健康な歯を可能な限り残す」という当院のこだわりとお考えください。

取組み3 視野を拡大し、精密な治療を可能とする「マイクロスコープ」 「拡大鏡」

マイクロスコープ拡大鏡

歯を削る量を少なくするには、治療部分がしっかりと見えなければなりません。従来までは「肉眼」で見える範囲での治療でしたので、経験と勘に頼ることが大半でした。しかし、当院では「マイクロスコープ」と「拡大鏡」を利用し、肉眼よりも数倍拡大された視野で治療を行っています。

下の画像は肉眼での視野と、拡大鏡の視野の比較となります。
どちらの方が精密な治療ができるかは一目瞭然ですね。

肉眼で見た写真
肉眼で見た場合
拡大ルーペで見た写真
拡大ルーペで見た場合

この機器を利用し、肉眼では把握できないレベルまで虫歯に侵された部分を除去していきます。

取組み4 可能な限り「神経を残す」虫歯治療

当院では「ドックスベストセメント」と呼ばれる医療先進国のアメリカで開発された歯科材料を利用し、「可能な限り歯を削る量を少なくし、かつ、神経を残す」という治療法を取り入れています。

ドッグスベストセメント

従来までであれば、虫歯に感染した神経は除去することが一般的でしたが、歯の神経を除去してしまうと、どうしても歯の耐久性がなくなってしまうことに問題がありました。

この治療を活用することで、歯の神経まで感染した虫歯の場合でも神経を残す方向で治療ができる可能性が高まります。

しかし、注意していただきたいのは、この治療法は夢の治療法ではないということです。
すべてのケースで神経を残せるわけではありませんので、まずはご相談ください。

コラム歯を長持ちさせるための取組み

炭酸ガスレーザー

当院では、歯を長持ちさせる取組みとして「炭酸ガスレーザー(無料)」を使用しています。
虫歯の原因菌(虫歯菌)は、歯質を侵食することで拡大していきますが硬い食べ物は食べにくいと人間が感じるように、虫歯菌も硬い歯質を持った歯はなかなかすぐには食べられません。
そのため虫歯の進行を抑えるためには「歯質を強化する」ということがとても大切になります。
当院では歯を長持ちさせる取組みとして、歯質を強化することの出来る「炭酸ガスレーザー」を利用した治療を行っています。
炭酸ガスレーザーにより、虫歯菌の侵食を防ぎ、お口の中を虫歯になりにくい環境にすることが可能になりました。

取組み5 削るのではなく、柔らかくして除去する治療法「カリソルブ」

カリソルブとは、虫歯に感染した部分だけを柔らかくしてしまう特殊な薬剤で、柔らかくなった部分を専用器具を使って除去します。「削る」のではなく「柔らかくして除去する」という治療法です。歯を削る時の音・振動が苦手な方にお勧めです。

カリソルブ

カリソルブ認定医

当院の担当医はカリソルブの「認定医」を取得していますので、安心して治療を受けて頂くことができます。

※適応症例が限定されますので、対応できないケースもあります。

カリソルブ治療の留意点

  1. この治療は、歯を全く削らないわけではありません。
    カリソルブを感染部位にしっかり充填するための広さを確保するため、歯の表面を若干削ることもあります
  2. カリソルブは象牙質にのみ作用する薬剤ですので、虫歯の感染が神経まで到達している場合は、この治療を行うことができません。

コラム虫歯の再発を防ぐ取組み

他院で治療をうけた患者様から「せっかく虫歯治療をしたのにまた再発してしまった」という話をよく耳にします。
再発してしまったということは、また治療を繰り返すことになりますので、ますます歯が削られてしまいます。
歯は削れば削るほどもろくなり抜歯へと近づいていきますので、削る範囲を抑えること。そして虫歯の再発を防ぐ治療を行うことが大切になるのです。
本章では当院が行っている虫歯の再発を防ぐための取組みをご紹介します。

細菌レベルでの検査

虫歯は感染症ですので、いくら削ってもそもそもの原因となっている「細菌」へのアプローチがなければすぐに再発してしまいます。

そのため当院では「細菌レベル」での検査をし、まずは原因菌の特定、そしてその菌への効果的なアプローチ方法を探っていきます。

細菌レベルで検査を行うために、当院では「唾液検査」を活用しております。「唾液検査」では、お口の中の「細菌の数」「唾液の緩衝能」「唾液の分泌量」を確認することで、患者様固有の情報(虫歯のリスク・種類・進行状態)を得ることが出来ます。こうして患者様ごとに歯を守るための一歩進んだ診査・診断が可能になるのです。

唾液検査

殺菌水

先程も申し上げましたが、虫歯は感染症です。そのため、原因菌をしっかりと除去・殺菌しなければ、またすぐに増殖してしまいます。そうならないためにも当院では細菌や・ウイルスに対して強い殺菌力を持つ機能水を活用した殺菌治療を併用して行っています。

また、殺菌水を使う事で殺菌効果の他、「口臭」の改善・予防にもなるのも嬉しい効果です。

菌に効果的な薬・3DS除菌療法

3DS

当院では、殺菌に効果的な治療法として、「3DS除菌療法」を導入しています。
具体的には、専用のマウスピースに薬剤を投与し歯に装着させるというものです。
痛みもなく、短時間で除去・殺菌が行えますので、ストレスフリーで治療を体感いただけます。
3DSは先ほど説明しました「唾液検査」でリスク判定を行った方に実施しています。

佐野歯科式-「耐久性の高い」「身体に優しい」「美しい」詰め物・被せ物

虫歯治療後に使用する詰め物・被せ物には様々な種類があります。

種類1 種類2 種類3

良く知られているのは、「銀歯」と呼ばれているものでこれは保険適用の素材であることにメリットがあるのですが、「見た目」「金属アレルギー」「耐久性」「精度」などにおいてデメリットがあります。

かわって保険適用外(自費治療)の素材は、保険適用の素材と比べ「審美性」「体への優しさ」「機能性」「耐久性」「精度」などにおいて様々なメリットがあります。

当院では患者様のお口の状態、お好みなどをお伺いし、もっとも適切な素材をご提案させていただいています。詳しくは審美セラミック治療または料金表をご覧ください。

個別相談

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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